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まるで「迷路」か「要塞」。このおうち、正直ものすごいです。

これまでいくつもの文章を書いてきた筆者ですが、このおうちを表すための言葉は「迷路」か「要塞」しか出てきませんでした。タイトルにもある通り、本当、このおうちは正直ものすごいです。

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入り口には、「元ギフトショップ」さながらの大きなショーケースが鎮座。ざっと見積もって2メートル以上はあろうかというほどのサイズに、思わず圧倒されてしまいます。広い土間コンクリートの空間に、以前はお店のスペースがあったのだとか。

奥へ進んでみましょう。心の準備はできていますか? いざ、いざ。

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言語表現の限界に打ちひしがれてしまいそうです。ドーン! と広いコンクリート打ちの土間に、中二階へと続く階段・踊り場。写真2枚目の長い階段は、直接二階へと続く階段なのだそう。

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ちなみにこちら、二階とは「吹き抜け」の仕様になっており。なんでも、とにかく増設に次ぐ増設で作ってきたおうちとのこと。足し算の魅力。これって、本当にものすごいことだと思うんです。

日本建築はしばしば「引き算」や「侘び寂び」と表現されるのですが、こちらのおうちはその真逆。どんどん足していった結果、まるで迷路のような楽しいつくりになったのだそうで。

断言できます。ここに住むの、絶対に楽しい。二階へ行ってみましょう。

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先ほどの吹き抜け。一階部分を見下ろして、ひたすらに「迷路みたいだ……」とこぼしました。写真左奥へ行ってみましょう。迷路をどんどん進んでいきましょうとも。冒険はまだまだこれからです。

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こちらはシンプルな広い間取りのお部屋。床が剥がれていたり、壁が若干割れてしまっていたり。写真2枚目は別のお部屋ですが、中には天井が剥がれ落ちてしまっている場所も。間違いなく、ある程度多くのケアが必要となるでしょう。ただ、その不安よりも好奇心が勝つのはなぜ……(きっと同じ思いの方も多いはず)。

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中二階はこんな雰囲気。「右奥に見えているのが二階へ直接続く階段で、中央下に写っているのが一階、右の部屋は……?」となった読者の方々を想像します。まさに、この場にいた取材陣全員も同じ思いを持っていました。この場にいてもわからない、まさにラビリンスです。

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もう、とにかく「早く内見をしてみてください、絶対に楽しいので」と言うより他ありません(諦めているのではなく)。都会のコンクリートジャングルに疲れた方、結城にはもっとエキサイティングな迷路がありますよ。ぜひとも楽しんでみてください。いやー、すごかったです。ほんとに。その目で見て確かめることを猛烈にオススメします。

※こちらの物件は、只今交渉中のため内見等の受付はご遠慮させていただいております。

<物件情報>
・間取り:10DK
・築年数:江戸末期
・面    積:290.86m2
・所在地:茨城県結城市大字結城32
※物件の空き状況は流動的となりますことをご了承ください。
※利活用の目的等により可否は要相談となりますことをご了承ください。
<本物件に関するお問い合わせ先>
結城市役所 企画政策課
kikaku@city.yuki.lg.jp
※お問い合わせ内容を確認の上担当者よりご連絡をさせていただきます。