30年以上も手つかずとは思えないほどの、美しさを誇るおうち。人の息が感じられる、「生きる家」です。
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30年以上も手つかずとは思えないほどの、美しさを誇るおうち。人の息が感じられる、「生きる家」です。

家とは、生き物なのだと感じます。

合計8つものお部屋が用意された、まさしく「豪邸」といった表現がふさわしいおうち。それでも、どこか仰々しかったり、いやらしかったり、絢爛なイメージはなぜか一切感じられなくて。外見はあくまで普通。ただ驚くことに、中へ入ってみると、そんな言葉は道断されてしまうのです。30年以上もの間、空き家として誰も住んでいなかったおうち。それでもなお、その息は確かに続いていたのでした。

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玄関を開けて、中へ。ふと漂ってくる木材の香りに、心ごとすべて持っていかれてしまいます。

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潔いほどにすっと長く伸びていく廊下。第一印象は間違いなく「ここで昼寝をしてみたい」といったものに違いないでしょう。陽光差す縁側、ついついうとうとしてしまうのです。

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一階の真ん中に鎮座するのは、とっても広いお部屋がふたつ。革張りのソファに掘りごたつ、和的な装飾がなされたシックな趣の障子や戸など、来客をおもてなしするのにぴったりなムードです。今は時節柄、少々むずかしいけれど、きっとここで宴会を開くなんていうのも楽しそう。なるべくワイワイやりたいものです。

こちらのおうちのオーナーさまが、ふと口にしました。『僕は農業を生業にしているのだけれど、大きな会社として仕事をしているから、お客さまの顔が見えないんです。たとえば、ここで僕たちがつくったお米なんかを食べていただける機会があれば、すっごくうれしいなぁ』と。うんうん、まさに。合宿や民宿なんか、きっと良さそうです。みんなで大盛りのお米を頬張って。ついついニコニコしてしまうんです。汗をかきながらお米をかき込む姿が頭に浮かんできます。

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ちょっぴり急な階段すら、なぜか愛おしく感じられてしまう。そこを上れば、またも感動のお部屋が待っています。

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ほら、やっぱりお日様の光がさんさんと差し込んでいる。一階の廊下よろしく、ごろんと寝転んでしまいたくなってしまいます。窓の外をぼんやり眺めながらスイカでも食べて。蚊取り線香の匂いが漂う、あの空気。うんうん、きっと、この部屋には「夏」が似合うんだろうなぁ。でも、冬もきっと楽しいんだろうな。写真に写る奥の部屋から「さむいさむい」って、ちゃんちゃんこの羽織を毛布みたいに着込みながら。どうしても妄想が広がってしまいます。こればっかりは、きっと仕方ないんです。

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このおうちを見て「生き物みたいだ」と感じた理由を、すこし考えてみます。そう思わせるのは「木」のおかげなんじゃないか、と。

このおうちには、とにかく、いたるところで「木の匂い」が広がっています。あたたかくて、のどやかで、うっとりしてしまうようなウッディな香りが。ちょっとだけ言い過ぎかもしれませんが、なんだか、森に迷い込んだような意識すらおぼえるほど。

技術の進歩は今、先へ先へと急ぐようにして続いていきます。終わりが見えないままハイスピードで進んでいく「技術革新」に、なんだかほんのり疲れてしまったような気がする。そんなことを思っている方も、きっと少なくないことでしょう。

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このおうちは、そんな「現代人の疲れ」をパッと癒してくれるのではないだろうか、と感じさせてくれるんです。縁側から足を放り出して、ちょっとばかり寝てしまっても。友人と集まって、たわいのない話に盛り上がってみても。たまには宴会ではしゃいじゃっても。

どんなライフスタイルをも許すような、広い森のような懐の広さを感じさせるおうち。まるでそれは、故郷の父や母を思わせるぐらいの器量の広さ、とも言えます。ほんの少しいやらしい言葉にはなってしまいますが、この物件、間違いなく必見ですよ。想像以上に美しいおうちです。ぜひとも注目を。とにもかくにも、早いもん勝ちです。

<物件情報>
・間取り:7LDK
・築年数:40年
・面    積:1F 52坪 / 2F 15坪
・賃    料:10万円
・所在地:結城市小森139
※物件の空き状況は流動的となりますことをご了承ください。
※利活用の目的等により可否は要相談となりますことをご了承ください。
<本物件に関するお問い合わせ先>
結城市役所 企画政策課
kikaku@city.yuki.lg.jp
※お問い合わせ内容を確認の上担当者よりご連絡をさせていただきます。
ここは古き良き城下街の風情が色濃く残る街・茨城県結城市に眠る『古民家』の可能性を探る研究所。 個性豊かな古民家や、古民家利活用事例をご紹介しながら、新たな活用方法を、あなたと一緒に探ります。 『自分の好きを形にしたい』 そんなあなたのチャレンジのキッカケになりますように。